ホンダが、2015年にマクラーレンだけでなく、ザウバーにもエンジンを供給すると噂されている。ホンダはF1復帰について明言を避けているが、マクラーレンへのエンジンサプライヤーとしてF1復帰することは既定路線と考えられており、すでにF1エンジンの開発に着手していることが報じられている。F1は、2014年から新たに1.6リッター V6ターボエンジンが採用されるが、小規模チームにはコスト的な懸念がある。
現在、小規模チームは年間1,000万ユーロ(約12億8,500万円)でカスタマーエンジンの供給を受けているが、2014年のV6エンジンは2,000万ユーロ(約25億7,000万円)から2,300万ユーロ(約29億5,500万円)に値上がりするとされている。メルセデスのニキ・ラウダは「長い目で見れば、契約期間が長ければ長いほどコストは少なく済むだろう。最終的に、今以上のコストにはならないはずだ」とコメント。フォース・インディアは、コスト面を考慮してメルセデスと5年間の契約延長にサインしたとされている。しかしながら、ザウバーは2,000万の価格がついたフェラーリエンジンを購入する余裕がないことをほのめかしており、新しいソリューションを模索している可能性がある。Auto Motor und Sport の記者ミハル・シュミットは、ザウバーが2015年からホンダエンジンを搭載するとの噂を伝えた。「ザウバーがマクラーレンと共に2015年からホンダエンジンを使うかもしれないといつ噂がある」「ホンダは1チームだけに集中したがっているようだが、FIA会長のジャン・トッドは、各メーカーにそれぞれのカスタマーを平等に扱うよう求める意向だ」関連:ホンダ、F1復帰にむけてエンジン開発に着手
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