メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2022年F1バーレーングランプリの初日のフリー走行を9番手タイムと苦戦。「ブラフをかけているわけではない」と主張した。プレシーズンテストからポーパシング(ポーポイズ現象)によるバウンシングに苦労してきたメルセデスF1。バーレーングランプリを迎えてもその症状は解消されておらず、特にルイス・ハミルトンは路面に車体がヒットして激しく火花が散るシーンが多く見られた。
また、ショートランではブレーキにも問題が発生。それでも、問題を解消できるはずだとルイス・ハミルトンは前向きに語る。2回目のセッションでは、フロントの2つのディスクの温度が異なり、左側のディスクは温度が下がり、右側のディスクは温度が上がっていたことで、ブレーキを踏んだときに右側のディスクがステアリングを引っぱていた。 それによってラップをまとめ切ることができなかった。素晴らしいことではなかったけど、それは大きな問題ではないし、修正することができる」「僕たちが経験しているバウンシングは、他の人と比較してダウンフォースを失い、それをはるかに難しくしている。僕たちは人々が想定しているようなブラフかけているわけではない。でも、それを乗り越えて、できることをするためにできる限り一生懸命取り組んでいく」「現時点では、僕たちはここで勝利をかけてレースをする立場にはいない。レッドブルは0.8~0.9秒前にいるし、フェラーリは0.5秒前にいるので、後ろにいる人たちと戦っている。まだ落ち着いているし、自分ができる限りのことをして、車を最大限に活用しようとしている。 理想的ではないけど、チームとして団結して修正を試みていく」
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