メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、圧勝したF1ポルトガルGPのレース終盤に足がつってしまい、スタートフィニッシュストレートで何度もリフトオフしなければならなかったと語った。ルイス・ハミルトンは、アルファルベ・サーキットで圧倒的なパフォーマンスを披露。ミハエル・シューマッハがこれまで保持していた記録を破り、通算92勝というF1最多勝利数の新記録を樹立した。
だが、ルイス・ハミルトンは、決して単純な航海ではなかったとし、レース終盤に右ふくらはぎの筋肉との戦いに直面していたと述べた。「信じられないくらい肉体的なスポーツだということはご存じだと思うけど、右ふくらはぎが痙攣していた」とルイス・ハミルトンはレース後にコメント。「ストレートでかなり頻繁にリフトオフして伸ばそうとしていた」「かなり痛かったけど、どうしようもないし、どうにかしてそれを乗り越えなければならなかった。ラップ全体でリフトすることはできないしね」後半は足がつりながらも圧勝だったルイス・ハミルトンだが、オープニングラップではわずかに湿った路面でミディアムタイヤの温度を上げるのに苦労し、順位を落とした。一時はマクラーレンのカルロス・サインツとチームメイトのバルテリ・ボッタスに抜かれて3位を走っていたが、20周目にはリードを取り戻している。「レース直後に雨が降るとのことだったけど、スタート直後にぱらぱら降ってきた」と語った。「良いスタートを切ったけど、ターン7の進入で大きなオーバーステアの瞬間があった。次に何が起こるのかわからない。だから、大きくバックオフした。バルテリから防御しようとすべきだったかもしれないけど、『いいや、後で取り戻そう』という感じだった。そして、幸いなことに、そそうすることができた」記録的な92勝の意味について質問されたルイス・ハミルトンは「完全に実感するまでには少し時間がかかるだろうけど、僕はまだラインを通過するまで全力でプッシュしていた」とコメント。「まだ精神的にレースモードにいる。でも、現時点では言葉が見つからない」ルイス・ハミルトンは、残り5レースでチームメイトのバルテリ・ボッタスに対してドライバーズ選手権での差を77ポイントまで広げた。
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