F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが、Black Lives Matter活動をサポートするために2020年のF1世界選手権で使用する“ブラック&パープル”の新しいヘルメットのデザインを公開した。新しいデザインはブラックがメインカラーとなるが、元々2020年のヘルメットで使用していたパープルが保持されている。頭頂部にはBlack Lives Matterスローガンと握りこぶしが組み込まれている。
ヘルメットデザインの変更は、反人種差別とモータースポーツの多様性を高めるための幅広い取り組みの一環として、メルセデスF1がW11のカラーリングを伝統的なシルバーカラーからオールブラックの“ステルス”カラーリングに変更したのに続いて調整された。メルセデスF1は、W11の新しいカラーリングに加えて、ルイス・ハミルトンとチームメイトのバルテリ・ボッタスが着用するレーシングスーツもブラックに変更。ルイス・ハミルトンは、パーブルは好きな色であり、“シーズンのスタートにむけて計画していたデザイン”だと説明。「Black Lives Matterのロゴがヘルメット、スーツ、マシンのカラーを変更した全体的な理由だ」とルイス・ハミルトンはコメント。「それは何よりも平等をサポートし、その重要なメッセージを本当に固め続けている。僕たちは現在マイクを持っており、人々は今耳を傾け始めている。そのメッセージをプッシュし続け、人々に責任を負う絶好の機会だ」「ブランド、チーム、F1、そしてここにいる全員が責任を負う必要があるし、彼ら自身を教育することにオープンだ。そして、なぜブラックライブズムーブメントが起こっているのか、そして、なぜ世界中で平等を推進する必要があるのか理解することにオープンでなければならない」 この投稿をInstagramで見る Lewis Hamilton(@lewishamilton)がシェアした投稿 - 2020年 7月月2日午後12時54分PDT バルテリ・ボッタスも変更されたヘルメットのデザインを公開。「Stronger Together」というメッセージと連帯して結び付けられた、さまざまな民族的背景の手のイラストがデザインされている。
全文を読む