メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダは2020年にすぐに競争力を発揮してくると警戒を強める。レッドブルはV6ハイブリッド時代で典型的にスロースターターの傾向にあり、ホンダのF1エンジンに変更した2019年もそれは変わらなかった。マックス・フェルスタッペンは開幕8戦で2度の表彰台を獲得したが、初勝利を挙げたのは第9戦オーストリアGPだった。
後半戦にマックス・フェルスタッペンは3勝、3回の予選ベストタイムを記録したが、メルセデスとハミルトンの支配的な勢力を奪うまでには至らなかった。ルイス・ハミルトンは、レッドブルの前年と比較した開発率を評価。レギュレーションが安定し、レッドブルとホンダとの関係が確立された2020年には序盤からタイトル争いに絡んでくると警戒する。「どうなるかはあまりわからない。一般的にシーズン終盤にレッドブルは強い。ブラジルのよなサーキットは彼らがは強い」とルイス・ハミルトンは語る。「それがなぜなのかはわからないけど、例えば、彼らはフェラーリや僕たちほど強いシーズンのスタートを切っていない。でも、それは変わる可能性がある。そうなる可能性があることを予想していなければならない」「最終的に僕たちは自分たちの仕事に集中するだけだし、できる限りのベストを尽くすだけだ」「他の年よりもチャレンジングになるとは思っていない。どの年の終わりにもこれ以上チャレンジングだったことはなかった。僕たちは準備ができていると確信している」「毎年、そのような感情を持っているし、彼らは本当に高い目標を達成するためにプッシュしているので、僕たちにとって何も変わりはない」