F1ブラジルGPの予選を3番手で終えたルイス・ハミルトンは、メルセデスのF1エンジンはライバルであるフェラーリとホンダに劣っていると非難した。ポールポジションを獲得したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの差はわずか0.191秒差だったが、ホンダのF1エンジンの速さが主な敗因だったとハミルトンは語る。
「僕たちは3番手でもかなり競争力があったと思う。でも、予選に入ると僕たちは失っているように思う。もしくは彼らがゲインを得ている」とルイス・ハミルトンはコメント。「それでも、フェラーリ勢に割って入ることができたので本当に嬉しく思っている。常に厳しいチャレンジではあるけど、特に他のメーカーと比較して僕たちはパワーを失っている」「そこが僕たちがほぼタイムを失っている部分だ。それでも僕は持っているすべてを出し尽くした」ルイス・ハミルトンは、ストレートでのタイムロスは"かなりの量”であり、最近のメルセデスはのF1エンジンは、ライバル同じように高い標高のサーキットでパフォーマンスを発揮できていないと考えている。それでも、ルイス・ハミルトンは、ラップの残りの部分でクルマから可能な限りすべてを引き出すことができていると感じていると語る。「とにかく削り続けた。実際、最後のラップは僕たちににできる精一杯だったし、クルマはかなりいい感じだった」「ただ、ストレートでは少しペースが足りなかった。でも、明日はタイヤ寿命の点でうまくいくことを願っている」2週間前のF1アメリカGPで自身6回目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、メルセデスは最後の2つのグランプリを使用して“実験”を行って2020年の準備を開始しているが、決勝へのアプローチはいつもと変わらないと語る。「僕のアプローチはシーズンを通してほぼ同じだ。でも、明日はもっと攻撃的になれるかもしれない」「僕が今いる場所から何らかの変更を加える理由は特にないと思う。だから、そんな感じで続けていく」最近、フェラーリのF1エンジンは不正行為問題で揺れており、特定のサーキットでホンダはフェラーリに対してストレートで0.7秒を失っていると計算していたが、全長の短いインテルラゴスではそのギャップはほぼなかった。また、報道ではメルセデスのエンジンはホンダのスペック3よりもさらに劣っているともされている。