メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPの予選でホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、自分たちメルセデスよりもストレートでかなり速かったと語る。F1ブラジルGPの予選では、マックス・フェルスタッペンがセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に0.123秒差をつけてポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンはフェルスタッペンから0.191秒差の3番手で予選を終えた。
簡単な予選セッションではなかったように見えると質問されたルイス・ハミルトンは「いつもそれほど簡単なわけではなかったけど、間違いなくチャレンジングなセッションだった。3番手は僕たちにとって本当に強力な結果だと思う」とコメント。「もちろん、予選に入ると彼らは素晴らしいペースがあったし、僕たちはストレートでマックス(フェルスタッペン)にかなり負けていた。ほとんどのタイムはそこから来るし、とにかくストレートはタイムを削り続けたい場所だ」「最後のラップは本当に良かったし、実際に僕たちにできる精一杯だった。実際、クルマの感触は本当に良かったし、僕たちはストレートで少しペースが欠けていたけど、明日はスティントでの寿命という点で良いポジションに立てればと思っている。たぶんだけどね。誰にもわからないことだ」「でも、フェラーリ勢に割って入れたことには満足している。それはいつも僕を笑顔にさせてくれるね」セバスチャン・ベッテルもホンダのF1エンジンはストレートでフェラーリと“互角”だったと認めている。ホンダのF1エンジンの進歩についてルイス・ハミルトンは「もちろん、良いエンジンを生産し、3番目のチームが上がってくる手助けをするもうひとつのメーカーがいることはF1にとって素晴らしいことだ」とコメント。「僕たちはわずかなエンジンしか持っていないので(ホンダのF1エンジンが速い)理由は完全には理解できない。エンジンをアップグレードできるかどうかはわからないし、僕にはわからない。いずれにしろ、彼らはかなり速いし、僕たちにはやらなければならない仕事がある。それは確かだ。でも、メルセデスのスタッフたちは来年にむけてできる限り懸命に働いてくれている」ルイス・ハミルトンが指摘するように、メルセデスは3基目のエンジンで第10戦イギリスGPで3基目のエンジンを投入しているのに対し、ホンダ勢は第16戦ロシアGPで新品のエンジンを投入しており、マイレージの面でアドバンテージがある。また、F1メキシコGPもそうだったようにインテルラゴスのような高地で優れたパフォーマンスを発揮している。関連:セバスチャン・ベッテル 「ホンダのF1エンジンはフェラーリと互角だった」
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