メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1キャリアの終焉を意識しているようだ。F1を離れた後も異なるシリーズでレースを継続するかもしれないと語る。ルイス・ハミルトンは、2020年までメルセデスと契約を結んでおり、ミハエル・シューマッハが7回という最多ワールドチャンピオン記録まであと2回、91勝の最多優勝数まであと17勝を名実ともにF1史上最高のドライバーに近づいている。
ルイス・ハミルトンは、F1キャリアが終わった後に自分が何をするかについて考え始めている。「それはある意味でずっと議論されてきたことだ。今までは常にF1に関するものだった」とルイス・ハミルトンは The Sun にコメント。「僕は8歳からレースをしてきたので、僕がF1をやめるときは、全てのドライバーがレースをやめたときと同じように大きな禁断症状が出るだろうね」「実際、僕はゲイリー・パフェットと同じ時代に育った。彼は僕よりも少し年上で、今はフォーミュラEでレースをしている。今はそういう未来になるかもしれない」「将来、それが自分のスキルを生かせるエリアになるかどうかは誰にもわからないことだけど、年を重ねてくると集中力を維持するのが難しくなってくるものだし、好きなことを見つけなければならない」「自分がずっとクルマを大好きでいることは確信している。そして、今のところは、集中力と体力を保って、ドライビングでベストを尽くし続けられている限りはF1に集中したいと思っている」「自分ができるシリーズは他にもあると思う。フェルナンドアロンソはインディカーをやっているし、キミ・ライコネンはまだ限界をプッシュしているしね」