ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルが2018年に自分と組んでメルセデスを走らせることを受け入れるとは思わないと述べた。フェラーリは、キミ・ライコネンを2018年も継続起用することを発表したが、セバスチャン・ベッテルの来季以降の契約についてはまだ明らかになっていない。一部報道では、バルテリ・ボッタスの残留をまだ明らかにしていないメルセデスへの移籍の可能性を考慮したセバスチャン・ベッテルが、契約に消極的になっていると報じられている。
2018年末までメルセデスと契約を結んでいるルイス・ハミルトンは、ドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルを14ポイント差で追いかけている。ルイス・ハミルトンは、2018年にセバスチャン・ベッテルがシルバーアローの一員として自分とシートをシェアする気はないだろうと考えている。セバスチャン・ベッテルのメルセデス加入について質問されたルイス・ハミルトンは「彼がここに来る可能性はほとんどないと思う」とコメント。「彼は僕のチームメイトにはなりたがらないと思うよ・・・僕は誰が相手でも、やる気はあるし、最高のドライバーとレースできるのであれば素晴らしいと思うけどね」セバスチャン・ベッテルが、自分と同じマシンで戦いたがらないと考える根拠をについて質問されたルイス・ミルトンは、フェラーリがキミ・ライコネンよりもベッテルを優遇しているように見える点を指摘した。 「自分が見て感じたことを述べているだけだけど、彼が僕のチームメイトになりたくないと思っていることは知っている。このチームのやり方では、彼は今と同じ立場ではいられないからね」ルイス・ハミルトンは、引退したニコ・ロズベルグの後任として加入したバルテリ・ボッタスの速さと安定感に満足しているとコメント。メルセデスは、フェラーリとは対照的に1人のドライバーにサポートを集中することを拒んでいる。それはF1ハンガリーGPでキミ・ライコネンを抜けなかったルイス・ハミルトンに対して、バルテリ・ボッタスに順位を戻させたことでも明らかだ。昨年まで、メルセデス内では、タイトルを争うルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグとの間で対立と緊張関係があったが、今年のメルセデスには調和のとれたムードが漂っている。そのため、ルイス・ハミルトンは、チームが現在のラインアップを変える必要性はあまり感じられないと考えている。「チームはとてもいい状態にあると思うよ。前回のレースは僕たちがいかにまとまっているかを示す最高の例だと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕は今年になってからまったく取り組み方を変えてはいないけど、チーム内に新たな要素が加わって、それがうまくいっている。だから、チームのボスも、チームのメンバーも誰一人として今の状態に不満な人はいないはずだ。彼らがそれを変えようとするとは思えない」
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