ルイス・ハミルトンは、2週間前のオーストラリアGPで故障したエンジンで今週末のマレーシアでの金曜フリー走行をスタートする。開幕戦F1オーストラリアGPでポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンだったが、エンジンの1気筒が機能しなくなり、わずか2周でリタイアした。だが、メルセデスはその問題が解決したことを確認するために、F1マレーシアGPの金曜フリー走行で同じエンジンを使用する。
シーズンで各ドライバーが使用できるパワーユニットは5基に制限されているため、ルイス・ハミルトンがオーストラリアのエンジンを使い続けることができれば、シーズン後半にエンジンペナルティを科せられるリスクを軽減できる。「前回のレースで使ったエンジンえ数ラップする準備ができているので、それでスタートすると聞いている」とルイス・ハミルトンはコメント。「でも、レース週末全体をそのエンジンで通すかどうかはわからない」ルイス・ハミルトンは、マレーシアが201年エンジンの信頼性にとって大きなテストになると認め、ライバルチームはメルセデスとのギャップを縮めようとしていると述べた。「今週末は全員にとって信頼性のリアルなテストになるだろう」「かなり暑いので、エンジンは完全に限界まで行くだろうね」「アドバンテージがどれくらい大きいかはわからないし、みんな今週末改善してくると思うので、かなり接戦になるかもしれない」「マクラーレンはコンマ5秒速くなる予定だという記事を読んだし、全員がプッシュしている」「でも、チームが過去2週間でやってきたこと、全開のレースで学んだこと、前進するために予定していることに自信を感じている」ルイス・ハミルトンは、まだマレーシアGPで勝利を挙げておらず、7度レースしたなかでの最高位は2007年の2位表彰台となっている。しかし、ルイス・ハミルトンは、今年が一番優勝するチャンスがあると考えている。「ここでは良い結果も残りしているけど、もちろん勝ったことはない」「勝つことは毎回チャレンジだけど、今回はそのためのベストなクルマを持っているかもしれない。それを実現するためのチャンスがあることを願っている」
全文を読む