ハースF1チームは、トヨタのF1復帰のルートになるかもしれないという憶測が飛び交う中、今のところ沈黙を守っている。昨年末、トヨタが支援する平川亮がマクラーレンのテストドライバーになったことから、日本の自動車大手がF1復帰を検討しているのではないかという噂が流れた。
しかし、先週末のイギリスGPでトヨタ・ガズー・レーシングのゼネラルマネージャーである加地雅哉がハースのガレージにいたことで、トヨタの噂が再燃した。デンマークのEkstra Bladetは今週、複数のメディアが報じた内容に言及し、トヨタにとって最初のステップは、ザウバーがかつてアルファロメオと結んでいたようなブランド契約とネーミング契約ではないかとの見方を示した。「さらに記事では、両社が長期的な技術協力を検討していることも伝えている」と同紙は付け加えた。「トヨタ・ガズー・レーシングはケルンに風洞と必要な施設を保有している。ケルンは2000年代にこの自動車大手の失敗したF1プロジェクトが行われた場所だ」しかし、問い合わせに対し、ハースの広報担当者は「憶測に基づく話」についてはコメントしないと述べた。今年、日本人エンジニアの小松礼雄が、解任されたギュンター・シュタイナー氏の後任としてハースのチーム代表に就任した。
全文を読む