ハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーは、ロシアの億万長者であるドミトリー・マゼピンと会談したことは認める。F1ロシアGPが開催されたソチでは、ギュンター・シュタイナーとドミトリー・マゼピンが会談していたことが目撃され、マゼピンは息子ニキータ・マゼピンの2021年のF1シートだけでなく、ハースF1チームの買収するかの可能性があるとの噂を引き起こした。
「マゼピン氏のことは長い間知っている」とギュンター・シュタイナーはニュルブルクリンクの記者団に語った。「彼は明らかな理由でロシアにいた。結局のところ、彼はロシア人だ」「彼は家族と一緒に我々のキャンピングカーにいた。我々は彼らと一緒にコーヒーを飲んだが、実際にはそれだけだ」ギュンター・シュタイナーは、ドミトリー・マゼピンがハースF1の買収に関心があるかもしれないと認めたが、「我々は売り物ではない」と語る。「この話を終わらせよう。チームを売りに出すとしたら、ウィリアムズと同じようにブローカーを通す。我々もまさにそうするだろう」また、ハースF1の2021年のラインナップに関して、ギュンター・シュタイナーは決定に“近づいている”ことを明らかにした。だが、2021年はケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンの両方が放出される可能性がますます高まっているようだ。2021年にむけての交渉について質問されたケビン・マグヌッセンは「ここ数週間、記事にする価値があるよなことは何も起こらなかった」とニュルブルクリンクで語った。金曜日には、フェラーリのジュニアドライバーであるカラム・アイロットはロマン・グロージャンのマシンでフリー走行1回目に出走する。しかし、ギュンター・シュタイナーは、カラム・アイロットについて「彼はフェラーリのドライバーであるため、リストに載っていない。彼は彼らのドライバーだ」と語る。「彼らの計画はわからないので、現時点では彼は我々のリストに載っていない。彼がそこに載る可能性はあるが、金曜日にマシンを壊した場合、そこに乗ることはないのは確かだ」とギュンター・シュタイナーは微笑んだ。残念ながら、F1アイフェルGPのフリー走行1回目は悪天候によってキャンセルとなり、カラム・アイロットの走行機会はなかった。