ハースF1チームは、夏休み中にリッチエナジーとのタイトルスポンサー契約に関する決定を下すとしており、F1ハンガリーGPには全く異なるカラーリングのマシンで登場する可能性がある。今年、ハースF1チームはエナジードリンク企業のリッチエナジーとタイトルスポンサー契約を結んで『リッチエナジー・ハースF1チーム』として参戦。マシンカラーは同社の飲料缶に採用されているブラックとゴールドのカラーリングに変更された。
しかし、リッチエナジーは今年7月にオーナーを巡った内紛が勃発。“パフォーマンス不足”を理由にハースF1チームのタイトルスポンサー契約を終了すると主張した元オーナーのウィリアム・ストーリーが会社を追放され、同社は社名をライトニングボルトに変更して存続している。ハースF1チームは、リッチエナジーが直面している法的問題からは距離を置いているが、チームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、タイトルスポンサー契約についての今後は夏休み中に解決されることになると語った。「まだ鳴り続けていますが、今後数日で決定する必要がある。シーズン後半までには誰もが知っていることだろう」とギュンター・シュタイナーはコメント。取引が継続される可能性について質問されたギュンター・シュタイナーは「すべてがわかることになるだろう。クルマに掲載されていなければ継続しない、掲載されていれば、継続するということだ」タイトルスポンサー契約が終了した場合、チーム名称が変更になるが問題はない。例えば、フェラーリはタバコスポンサーに関する法律に応じで「スクーデリア・フェラーリ」と「ミッション・ウィンナウ・スクーデリア・フェラーリ」を切り替えてきた。