ハースF1チームは、すでに2018年F1マシンの開発に焦点を移行しはじめている。F1参戦2年目のハースは、第10戦を終えて、トロ・ロッソに4ポイント差をつけられて7位に位置している。後ろには3ポイント差でルノーが追いかけている。F1イギリスGPでは、ケビン・マグヌッセンが12位、ロマン・グロージャンが13位とノーポイントに終わった。
ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは「平均的な週末だった」と認める。「我々はポイント圏内に入れなかった。だが、ケビンのレースペースは良かった。我々はスタートでいくつか順位を失い、それが我々がフィニッシュする場所になった」「それでも、我々には全ての我々のライバルと同程度のレースペースがあった。とにかく、我々は悪いスポットにいた。私はまだ我々のクルマに自信を持っている。我々はミッドフィールドで戦うことができる」「今回、我々はそのグループの下位だった。それは毎週変わっている。望んでいることではないが、それでも、我々は2台揃って完走した。我々はハンガリーへ向かう」ギュンター・シュタイナーは、ハースはシルバーストンで主にロマン・グロージャンのパフォーマンスに影響を及ぼしている慢性的なブレーキ問題において前進を果たしたと語る。「両方のドライバーがブレーキーに関しては問題なかった。だが、このトラックは最終的なソリューションの第一歩に過ぎない」また、ギュンター・シュタイナーは、2018年F1マシンは計画段階ではあるが、今後は来シーズンのためにより多くのリソースを配分していくことを明かした。「現在、我々の完全な焦点は2018年に向いている」