F1ロシアGPの金曜フリー走行でカーボン・インダストリー製のブレーキを試していたハースだが、パーツに問題が発生したことで、残りのグランプリではブレンド製のブレーキに戻すことになった。2016年からブレーキ問題に悩まされているハースは、バーレーンテストで好調だったことから、F1ロシアGPの初日はカーボン・インダストリー製のブレーキに変更した。
しかし、フリー走行ではブレーキの冷却に悩まされたことで、ハースは予選とレースにむけて馴染のあるブレンボ製のブレーキに戻すことを決定した。ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、カーボン・インダストリー製をレースで使用するにはもっと多くのマイレージを稼ぐ必要があると述べた。「プラスとマイナスの点があると思う。走行中、少し熱を持っていたし、バーレーンの後にはブレーキダストも出ていた。我々はクーリングのオプションに取り組んでいる」「チームはそれに取り組んでいるし、そこからどのようなものを引き出せるか見てみよう。風洞では1週おきにしか走らせられないので、来週セッションを行う。バーレーンで学んだことにより、パーツを造らなければならなかったし、風洞に戻すまで待たなければならない」
全文を読む