ハースは、2016年に走らせるチーム初のF1マシンがFIAの義務的なクラッシュテストに合格したことを明らかにした。2016年からF1に新規参入するハースは、フェラーリと技術提携を結び、エンジンだけでなく、様々なパーツの供給を受ける。チームオーナーのジーン・ハースは、2016年までエントリーを延期するという決定により、2016年のF1デビューへの準備に“時間的な余裕”があったと述べていた。
プレシーズンテストを1か月後に控え、ハースはF1マシンがクラッシュテストを通過したことを明らかにした。ハースはチームの公式Twitterで「FIAのクラッシュテストに合格した。次はカタルニアでのテストだ」と述べた。昨年末、チームプリシパルのギュンター・シュタイナーは、シーズン開幕戦オーストラリアGPの日程が4月3日から3月20日に早まったことがハースに挑戦をもたらしたと述べていた。「状況を簡単にするものではないが、我々は心配していない」とギュンター・シュタイナーはコメント。「全員にとって同じことだ。そうなってしまったし、それに対処する必要がある」「プロジェクトは重要だ。テストのためにクルマを準備できると確信している」