ロマン・グロージャンが、F1スペインGPへの意気込みを語った。中国を終えてみて、“半分しか”それとも“半分も”ですか?ギアボックス問題はもちろん大きな失望だった。でも、前週末の全体的なイメージは90%ポジティブだ。最後は報いを得られなかったけど、僕たちはクルマで正しい方向性にステップを果たしていることはわかっている。レースでは問題が発生するまで2番目のルノーチームだったし、マクラーレンの前にいて、フォース・インディアと争っていた。ポジティブだったね。
クルマはもうポテンシャルを発揮していると思いますか?まだ、できると信じているほどではない。バルセロナの目標は改善し続けることだけど、うまく機能する適切なプラットフォームがあって、残っている問題を解決できることはわかっている。もちろん、パワーユニット的にはまだベストというわけではないし、僕たちとしてもまだルノーのトップチームの後ろだ。前回のレースでの進歩をどのように説明しますか?クルマのエクステリアのルックスが同じだけど、いくつかのメカニカル面のアップデートがあったし、ルノー・スポーツF1からの改善もあった。それに、僕たちはE22について学習し、改善を続けていけるエリアをどのように引き出していくかを理解し続けている。中国では他のルノーチームよりも大きなステップを果たしたようですが?そうだね。理論的には僕たちは中国で相対的に大きな改善をは大したけど、それだけではない。ルノーのアップデートを得られたし、僕たち自身のアップデートも前進を果たした。要するに、クルマに大幅な変化はないとしても、僕たちは大きな進歩を遂げた。とにかく、僕たちは全てをより一緒にうまく働かせようとしている。バルセロナではもっと多くを引き出せるはずだ。あなたにとってバルセロナに戻ることはどのような意味がありますか?バルセロナはヨーロッパシーズンのスタートということになる。移動も少なくできるし、飛行機で全ての映画を観てしまっていたので、いいことだね! でも、真面目な話、エンジニアにとっては新しいパーツをトラックに持ち込むのが楽になるし、常にヨーロッパのファンに会えるのも嬉しい。バルセロナに戻れてハッピーだ。いくつか良い思い出があるし、2012年に4位でフィニッシュしたトラックだ。全員が熟知しているサーキットなので、チームとして僕たちはクルマからより多くのパフォーマンスを引き出すつもりでバルセロナに向かう。僕たちはそのゴールに集中している。とにかくできるだけハードにプッシュしていかなければならないし、状況はタフになっていってもできる限りポジティブでいなければならない。チームとして僕たちは団結したままだし、ユニットとしてより強くなっていくと思う。