ロマン・グロージャンは、フェルナンド・アロンソに謝罪した。F1ベルギーGPで0周リタイアに追い込まれたフェルナンド・アロンソは「彼はSMSで謝ってきたよ」とコメント。その後、FIAはロマン・グロージャンにF1イタリアGPでの出走停止処分という厳罰が下した。ロマン・グロージャンの関係するレース開始直後のインシデントがあまりにも多すぎることが理由だと考えられる。
「彼(グロージャン)には大丈夫だよって伝えたよ。シンガポールでまた会おうってね」とフェルナンド・アロンソは EFE通信 に述べた。 ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、ロマン・グロージャンが、ルイス・ハミルトンやセルジオ・ペレスなど、日曜日のクラッシュで巻き添えを食った他のドライバーたちとも話したと RMC Sport に語った。「彼らは話をしていたし、メッセージは非常にポジティブで温かいものだった」「彼らの間にもう遺恨は残されていない」 エリック・ブーリエとロマン・グロージャンは週明けにエンストンで話し合ったという。 「強烈なストレスがかかるF1のスタートで彼があのような行動をとる理由と、感情をうまく管理する方法を理解したい」とエリック・ブーリエは述べた。L'Equipe によると、ロマン・グロージャンは日曜日になかなか眠れなかったらしく、3日(月)のメディアインタビューをキャンセルしたという。 今週末のF1イタリアではリザーブドライバーのジェローム・ダンブロシオが代役でレースに出走するが、ロマン・グロージャンもモンツァを訪れるという。2度のワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンは、FIAの出場停止処分は正しいと Ilta-Sanomat に語った。 「もう少しでアロンソは悲劇に巻き込まれるところだった」「ペナルティは完全に正当だと思うし、彼(グロージャン)にとっては自分のドライビングを振り返る機会になるだろう」ロマン・グロージャンのチームメイトであるキミ・ライコネンは、常ににこやかなロマン・グロージャンがチームメイトであることに満足していると述べた。「彼はいいチームメイトだよ」とキミ・ライコネンはコメント。「よく話をするし、仕事はやりやすい。コース外で一緒に過ごすことはないけどね」 キミ・ライコネンは、1コーナーでのクラッシュやロマン・グロージャンの処分についてはコメントしなかった。