ジョージ・ラッセルは、メルセデスがF1日本GP後に新たな問題に直面する可能性があることを分かっている。ラッセルは日曜日の鈴鹿サーキットで5位でフィニッシュし、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを1つ上回った。これは、予選順位とまったく同じだった。しかし、来週末のバーレーングランプリを前に、気温の問題が迫っている可能性があり、ラッセルはそれが問題であることを分かっている。
「マクラーレンは真の実力をまだ見せていない」とラッセルはSky Sportsに語った。「寒いレースが3回あった。僕たちはジャケットを着ている」「バーレーンとサウジアラビアで35度の気温になったとき、そこで彼らの真価がわかるだろう」「僕たちは常に涼しいコンディションではかなり強かった。だから地に足をつけていようと思う」「涼しいほど、ダウンフォースが増える。すべてがうまくいく」「だから、問題があっても隠れてしまう。良いマシンは良いマシンのままだ。しかし、問題を抱えたマシンは、その問題が明らかにならないウィンドウに入り込んでしまう。バーレーンまではね」ジョージ・ラッセルは「取り組むべき」欠陥を認めるメルセデスW16は、来週のバーレーン、そしてその7日後のサウジアラビアで文字通り暑さが最高潮に達する中、パフォーマンスレベルの大きな試練に直面することになるだろう。日本グランプリでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリを抑えて優勝した。ラッセルは5位と健闘し、ドライバーズ選手権では、今季ここまで1勝ずつ挙げている日本グランプリの表彰台トリオに次ぐ4位につけている。ラッセルは、2025年のF1シーズン最初の3ラウンドを終え、ルイス・ハミルトンの離脱後、メルセデスのシニアドライバーとして初めて、ベスト・オブ・ザ・レストのテリトリーに入った。ラッセルは、日本グランプリについて次のように語った。「本当に難しかった。最後の2週末は、ワンストップ戦略が容易だった」「サーキットの舗装が新しくなると、ソフトタイヤが必要になる。なぜならハードタイヤは長持ちするからだ。僕らは全力でプッシュしたが、オーバーテイクはできなかった」「トップ3のペースには及ばなかったが、シャルルにはついていけた。でも、追い抜くことはできなかった」「ここ数年、自分自身に一貫性がなかった。それを改善したいと思っていた」「今年は堅実なスタートを切ることができた。満足している。最初の2レースでこれ以上の結果を残すことはできなかったと思う。今日、4位は妥当な結果だったかもしれないが、5位でフィニッシュした」