F1の平和は、ドイツでのFIAとF1チームとの会議で閉ざされた。FIAによると、ニュルブルクリンクでのドイツGPに先立ち、2010年の全13チームにより、予算キャップ規約を廃止し、2年以内に90年代のレベルまでコストを段階的に削減するという案と入れ替えるための会議を開催。しかし、FIAは声明を発表。FOTAの8チームが会議を欠席したことが明らかになった。
「FOTAの8チームは、2010年に向けてさらなる提案を議論するために会議への出席するよう促された。残念なことに、FOTAは会議を欠席したので、議論は不可能だった」しかし、ウィリアムズ、フォース・インディア、そして新規参入3チームを除くFOTAの8チームは、異なる談話をしている。FOTAによれば、全13チームによるTechnical Working Groupの会議で、FIAのチャーリー・ホワイティングから「2010年の世界選手権には参戦できない。テクニカルレギュレーションとスポーティングレギュレーションへの投票権はない」と伝えられたという。FOTAは会議を延期するよう要請したが、「拒否された」としている。FOTAは、6月の世界モータースポーツ評議会での和平協定では「規約変更における満場一致」は必須条件ではなかったと主張している。「世界モータースポーツ評議会とパリの合意の詳細に反することは、F1の将来を危険にさらすることになる」とFOTAは主張。FOTAの8チームは、FIA会議を「欠席する以外に選択肢はなかった」としている。
全文を読む