FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAの分裂シリーズを回避するために、今年のFIA会長選に立候補しないことでFOTAと合意に達したと語る。今日開催される世界モータースポーツ評議会を前に、マックス・モズレー、F1の商業権保有者であるバーニー・エクレストン、FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、昨晩から今朝にかけて解決に向けて会議を行った。
マックス・モズレーは、F1分裂を回避する取引の一部として、今年のFIA会長に再出馬しないことで合意したと語る。合意は、FOTAが分裂シリーズを取り止め、新しいコンコルド協定にサインすることが条件になっているとみられている。「分裂はない」とマックス・モズレーは語る。「我々はコスト削減に合意した。チャンピオンシップは1つだ。だが、目標は2年以内に1990年代前半の支出に戻ることだ」FIAは、今日の午後に2010年 F1世界選手権のエントリーリストを発表するとみられている。関連:2010年 F1エントリーリスト 正式発表 - 2009年6月25日