フォーミュラEは、2015/2016シーズンのドライバー交代を1台につき2名までに制限した。また、新しい規約では、スチュワードが不可抗力と判断した場合を除き、最終3戦でのドライバー交代を禁止した。初年度は、10チーム20台のシートに最終的30名のドライバーが乗るという無秩序な状態となっていた。全10戦でラインナップを変更しなかったのは、e.dams、ABT、ヴェンチュリー、マヒンドラの4チームのみ。アンドレッティは8名の異なるドライバーがステアリングを握った。
シーズン2のフォーミュラEは、FIAの新しい「eライセンス」を取得しなければならない。eライセンスの承認には下記の条件を満たす必要がある。- 電気的な安全性、技術・競技の重要なポイントに関するFIA特別トレーニングを受けなくてはならない。 - 過去3年でFIAポイント(F1のスーパーライセンスに承認される)を少なくとも合計20ポイント持っていないとならない。または過去にF1スーパーライセンスを持っていた、もしくは少なくとも過去のフォーミュラE選手権のレースに3度出走している。- 上記の必定事項を満たす機会が無かったが、シングルシーター・フォーミュラカーで継続して高い能力を見せたとFIAが判断するドライバー。※フォーミュラE選手権のチャンピオンは自動的にF1スーパーライセンスが与えられる。