フォーミュラEに参戦する10チームは、ドニントンパークに設立されたフォーミュラEの新しい本拠地で1台目のフォーミュラEマシン“ Spark-Renault SRT_01E”を受け取った。Spark-Renault SRT_01Eは、マクラーレン、ウィリアムズ、ダラーラ、ルノー、ミシュランといったモータースポーツ界大手とともにスパークス・レーシング・テクノロジーが設計・製造。
一方、14週間にわたってドニントンの44,000平方フィートの敷地に建設された新しい本拠地では、150名を超えるフォーミュラEのスタッフが働く。フォーミュラEには、F1に参戦していたスーパーアグリ、ヴァージン、インディカーの名門アンドレッティ・オートスポーツ、4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロスト率いるe.dams、俳優のレオナルド・ディカプリオがヴェンチュリー・オートモーティブとともに設立したヴェンチュリー・グランプリなど全10チームが参戦する。フォーミュラEの1回目のプレシーズンテストは、7月3日〜4日の2日間にわたって行われる。アレハンロド・アガグ (フォーミュラEホールディングス CEO)「今日は、FIA フォーミュラE選手権の創世記において非常に重要なマイルストーンとなりました。2013年9月に我々はこの驚くべき完全に電動で150mphを発生するクルマを発表しました。そして、3000km以上に及ぶ厳しいテストを終えて、ついに我々の10チームにそれらを手渡すことができたことを嬉しく思います。これを実現してくれたフェデリック・バッサーとスパークス・レーシング・テクノロジーの彼のチーム、そして、開発に関与してくれた我々のパートナー、マクラーレン、ウィリアムズ、ダラーラ、ルノー、ミシュランに感謝したいです。電気自動車への認識を変えるたえに我々はテクノロジーを改善する必要があります。英国はそれをするための最高の場所です。英国よりもモータースポーツに適した場所はありません。そして、我々にとってドニントンよりも適切な場所はありません」