旧フォース・インディアは、公式サイトのドメインやソーシャルメディアのアカウントをレーシングポイントに移行。レーシングポイントが正式チーム名に決定したようだ。チームは、2月13日にカナダ国際モーターショーで発表会を開催し、新しいチーム名、マシン名を正式発表し、2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングをお披露目するとされている。
またチームはレーシングポイントへのチーム名変更を正式に発表していないが、先週木曜日にFIA(国際自動車連盟)が2019年のF1世界選手権でレーシングポイントへとチーム名を変更することを承認したと報じていた。チームは、2月5日(金)に公式サイトのドメインを「racingpoint.com」に移行。Twitterは「@RacingPointF1」、Facebookは「@RacingPointF1Team」に変更した。フォース・インディアは、昨年夏に財政難によって破算管理下に入り、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして0ポイントから再スタートしていたが、元オーナーのビジェイ・マリヤとの関連性はまったくなくなっていた。昨年12月にFIAが公表した2019年のF1エントリーリストではフォース・インディアはレーシングポイントにリブランディグされていたが、チームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは、新しい名称は申請時の仮のものであり、新シーズン前に最終的な決定を明らかにすると述べていた。2019年のF1世界選手権ではザウバーがアルファロメオ・レーシングへとチーム名を発表。F1グリッドからザウバーとフォース・インディアの名前が消えることになった。