アンドレッティ・オートスポーツがフォース・インディアを買収し、2019年に2つのアメリカ所有のF1チームが誕生するかもしれない。F1カナダGPの週末、マリオ・アンドレッティがマクラーレンのゲストとして招かれており、マクラーレンとフェルナンド・アロンソの2019年のインディカーへのフル参戦に先駆けた交渉が行われたと報じられている。
しかし、F1記者のジョー・サワードは、アンドレッティ・オートスポーツがモントリオールを訪れた理由はそれだけではなかったと伝えている。「マリオ・アンドレッティのパドックへの登場は、来年インディカーでフェルナンド・アロンソを走らせる契約を交渉していたのは明らかだった」とジョー・サワードはコメント。「しかし、マリオがモントリオールを訪れた目的はそれだけではにのは明らかだった。彼は会社の会長であるJ-F・トンプソンとアンドレッティのドライバーであり、インディカー500ウィナー、元F1ドライバーであるアレクサンダー・ロッシの父親であるお馴染みのピーター・ロッシを伴っていた。インディカーでマクラーレンのバッチをつけたアンドレッティを走らせるアロンソとの契約に他の2人が必要ではなく、彼らは明らかに他のことに関与していたはずだ」「リバティメディアとフォース・インディアへの訪問は、財政的に陥っているチームを獲得するために契約をまとめられるかどうかを状況を嗅ぎまわるためにそこにいることを示唆していた。複数の情報源によると、フォース・インディアは財政面と法律面で問題に陥るのを避けるために早急な財政的な解決策を必要としているようだ」フォース・インディアは、オーナーのビジェイ・マリヤとサブラタ・ロイがインドに何億もの借金がある。ビジェイ・マリヤは詐欺罪とマネーロンダリングの容疑で告訴されており、サブラタ・ロシはすでに刑務所に送られ、現在は仮釈放中の身となっている。フォース・インディアは、エンジン料金だけでメルセデスに約2000万ドル(約22億円)の負担を負っており、チームにそれを支払う能力がないのは明らかだ。バーニー・エクレストン時代には分配金を前借することでやり繰りしていたフォース・インディアだが、新たなF1オーナーであるリバティメディアはそれを拒否したという。フォース・インディアのCOOのオトマー・サフナウアーは、チームが財政的に厳しい状況に陥っていることを認める。「冬を過ごせるようにリバティディアにちょっとした資金を頼んだことは秘密ではない」とオトマー・サフナウアーはコメント。「今年は、いくつかのチームが『それはできない』と言ってブロックしたことでお金は出てこなかった。キャッシュフローがなければ、冬の間に財政的にやや厳しい状況に陥る。だが、冬は過ぎており、我々にとってはもっと楽になるはずだ」リバティメディアは、アメリカでF1を拡大したいと考えており、2019年にはマイアミで第2のアメリカGP開催が計画されている。ハースと並んで2つ目のアメリカチームが誕生することになれば、それはリバティメディアにとっても利益となる。特にアメリカで最もF1に近いドライバーであるアレクサンダー・ロッシが所属するアンドレッティ・オートスポーツであればなおさらだ。フォース・インディアの買収に興味を持っているかと質問されたアンドレッティ・オートスポーツは、短い返答をしただけで否定も肯定もしていない。「アンオレッティ・オートスポーツは多様なモータースポーツの資産があり、我々は現在のポートフォリオ内外における機会について多くの議論を行っている」とチームは Sports Business Daily に述べた。実際、アンドレッティ・オートスポーツは、インディカーとフォーミュラEを含めて多くのモータースポーツシリーズで活動を行っており、F1に移行したとしても疑問ではない。
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