F1世界選手権が2020年5月13日で70歳の誕生日を迎えた。1949年に世界各国のグランプリからプライオリティの高い数戦を選手権対象レースに指定し、個別レースの成績に応じて与えられる点数の年間合計により年度の優勝者を決める世界選手権構想が固まり、翌1950年からの開催が決まった。当初、選手権タイトルはドライバーのみだったが、1958年からコンストラクターズタイトルが設定された。
1950年5月13日にF1世界選手権の第1戦としてF1イギリスGPが開催された。F1世界選手権開催を記念して、英王室から当時の国王ジョージ6世とエリザベス皇后、マーガレット王女の計3人が観覧に訪れた。結果は、アルファロメオのティーポ158に搭乗したこの年の王者でもあるジュゼッペ・ファリーナが1分50秒8で獲得した予選1位から勝利を収め、記念すべきF1初レースの優勝者として名前を残している。2位は同じくアルファロメオのルイジ・ファジオーリ、3位にはこれまたアルファロメオのレグ・パーネルが入賞し、1位から3位までが全てアルファロメオのティーポ158が占めた。それから70年。ここまで世界選手権として1018のレースが開催され、108人のレースウィナー、32人のドライバーズチャンピオンが誕生した。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 5月月13日午前3時45分PDT 各F1チームはF1の70歳の誕生日を記念した画像をSNSに投稿した。メルセデスフェラーリレッドブル・ホンダマクラーレンルノーアルファタウリ・ホンダレーシング・ポイントアルファロメオ・レーシングハースF1チームウィリアムズFIAシルバーストン