元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、次期FIA(国際自動車連盟)会長の後任候補として名前が挙げられている。現在、FIA会長を務めるジャン・トッドは、2021年末で最大3期となるの会長職の3期目の4年間の任期を終えることになる。
イタリアの Autosprint は、ルカ・ディ・モンテゼーモロが、元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンの後押しを受けてFIA会長選に出馬する可能性があると報道。他の候補者としては、プロドライブの会長でモータースポーツUKの会長でもあるデビッド・リチャーズ、フォーミュラE代表のアレハンロド・アガグ、および現FIA副会長のモハメド・ビン・スライエムの名雨が挙げられている。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、彼の後継者であるセルジオ・マルキオンネとの間の緊張関係が高まり、2014年にフェラーリの会長職を更迭されている。その後はアリタリア-イタリア航空の会長やローマオリンピック招致責任者などを務めていた。現在、72歳のルカ・ディ・モンテゼーモロは、現在、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの関係性が取り沙汰されているフェラーリの状況について、ベッテルにはまだフェラーリにもたらせるものがたくさんあると考えている。「そうだね、セブはまだ非常に速い」とルカ・ディ・ディモンテゼモーロは語る。「彼には多くの経験があり、モチベーションに関して危機的状況にあるとは思わない」「彼の存在は、非常に才能のあるルクレールにとっても有用だが、素晴らしいシーズンの後もトップの地位を確証する必要がある」「ルクレールにはより大きなプレッシャーがかかるだろう」