FIAは、2016年のF1予選レギュレーションを発行した。新しい予選方式では、ドライバーがセッション中にリアルタイムで振るい落とされていくことになる。 予選フォーマットの変更は先週の世界モータースポーツ評議会で承認され、レギュレーションの修正項目に追加された。 スポーティングレギュレーションの第33条1項には次のように記載されている。
F1 スポーティングレギュレーション 第33条1項予選プラクティスセッションは、レース前日の14時から15時に行われる。セッションの流れは以下の通り: a) 14時から14時16分(Q1)まで、全車のコースインが許可される。セッション開始から7分経過時点で最下位のドライバーは除外され、計測対象外となる。ドライバーはピットレーンに戻り、これより先の予選プラクティスセッションに参加してはならない。同じ手順が8分30秒、10分、11分30秒、13分、14分30秒にも適用され、16台が走行を続けることができる。セッション終了時、コース上の全ドライバーはラップを完了することができ、全車がラップを終えたところで最下位のドライバーはこれより先の予選プラクティスセッションに参加してはならない。残る15台のラップタイムはリセットされる。 b) 14時24分から14時39分まで(Q2)、残る15台のコースインが許可される。セッション開始から6分経過時点で最下位のドライバーは除外され、計測対象外となる。ドライバーはピットレーンに戻り、これより先の予選プラクティスセッションに参加してはならない。同じ手順が7分30秒、9分、10分30秒、12分、13分30秒にも適用され、9台が走行を続けることができる。セッション終了時、コース上の全ドライバーはラップを完了することができ、全車がラップを終えたところで最下位のドライバーはこれより先の予選プラクティスセッションに参加してはならない。残る8台のラップタイムはリセットされる。 c) 14時46分から15時(Q3)まで、残る8台のコースインが許可される。セッション開始から5分経過時点で最下位のドライバーは除外され、計測対象外となる。ドライバーはピットレーンに戻り、これより先の予選プラクティスセッションに参加してはならない。同じ手順が6分30秒、8分、9分30秒、11分、12分30秒にも適用され、2台が走行を続けることができる。セッション終了時、コース上のドライバーはラップを完了することができ、最後のラップが終わったところで全順位が確定する。 上記手順はイベントの公式出走資格を持つマシンが22台の場合のもの。24台ならばQ1とQ2で8台が除外され、26台ならばQ1とQ2で9台が除外され、以下同様に台数が減った場合も同じとする。必要に応じてセッション間のインターバルと除外はQ3に影響がないように調整される。
全文を読む