F1ベルギーGPを終えた時点での各F1チームとドライバーのパワーユニット関連の使用状況をまとめてみた。今シーズンは、4基まで各エンジンコンポーネントの使用が認められており、5基目以降のICE(内燃機関)には10グリッド、その他コンポーネントには5グリッドの降格ペナルティが科せられる。
当初、グリッド降格の未消化分はレースでのタイムペナルティに持ち越されていたが、F1ハンガリーGPから規約が改訂。最大でも最後尾スタートとなるように変更された。F1ベルギーGPの週末では、マクラーレン・ホンダが両ドライバーに2基の新しいエンジンを投入。さらにターボチャージャーを含めたコンポーネントも交換し、合計で105グリッド降格分のペナルティを科せられ、両ドライバーは最後列スタートとなった。しかし、マクラーレン・ホンダはこの機会を最大限に活用し、新しいコンポーネントを蓄えている。最も信頼性が高いのは、やはりメルセデスのパワーユニット。メルセデスとウィリアムズは、どのコンポーネントも2基しか使用しておらず、ロータスもエネルギーストアを3基目にしたのみ。ルノーは、レッドブルの両ドライバーが5基目のエンジンをすでに投入。トロ・ロッソもマックス・フェルスタッペンが6基目を使用している。チームパワーユニットドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスメルセデスルイス・ハミルトン222222ニコ・ロズベルグ222222レッドブルルノーダニエル・リカルド544422ダニール・クビアト542222ウィリアムズメルセデスフェリペ・マッサ222222バルテリ・ボッタス222222フェラーリフェラーリセバスチャン・ベッテル333333キミ・ライコネン333333マクラーレンホンダフェルナンド・アロンソ888746ジェンソン・バトン899834フォース・インディアメルセデスニコ・ヒュルケンベルグ333322セルジオ・ペレス222222トロ・ロッソルノーマックス・フェルスタッペン633423カルロス・サインツ433323ロータスメルセデスロマン・グロージャン222233パストール・マルドナド222233マノーフェラーリウィル・スティーブンス333323ロベルト・メルヒ444323ザウバーフェラーリマーカス・エリクソン333333フェリペ・ナッセ333333