FIAは、F1チームの無線通信の規制を緩和。2015年から本格導入するとした。FIAは、ドライバーがチームからのアドバイスなしで自分の判断で走るようにするために、ドライバーとマシンのパフォーマンスに関連するすべてのチーム無線を禁ずる予定だった。しかし、18日(木)にシンガポールでチームマネジャーとの会議が行われ、チーム側から安全面への懸念、さらにステアリングホイールのディスプレイサイズがチームごとに異なるために公平ではないとの主張がなされた。
これを受け、FIAは、ドライバー自身のパフォーマンス改善に関するアドバイスのみを禁じ、マシンパフォーマンスに関するアドバイスは2015年から禁止されることになった。F1シンガポールGP以降、下記のやり取りは全て禁止される。 ・サーキット上の走行ライン ・縁石との接触 ・特定のコーナーに対するマシンセットアップのパラメーター ・他ドライバーと比較あるいは正確なセクタータイムの詳細 ・他ドライバーと比較したコーナー速度 ・他ドライバーと比較したギアセレクション ・基本的なギアセレクション ・ブレーキングポイント ・他ドライバーと比較したブレーキング率 ・基本的なブレーキング率またはブレーキングの適用 ・ブレーキング時におけるマシンのスタビリティ ・基本的なスロットルの適用 ・他ドライバーと比較したスロットルの適用 ・他ドライバーと比較したDRSの使用 ・オーバーテイクボタンの使用 ・基本的なドライビングテクニック
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