FIAは、2012年F1シーズンにむけて、ロータスが発明した反応型車高調整システムの禁止することをF1チームに伝えた。FIAは20日(金)の午後、ブレーキング時に車高を管理するコンセプトを承認しない旨を全F1チームに文書で通知したという。報道ではFIAは昨年1月にロータスのアイデアに対してゴーサインを出していたとされており、なぜ今になってFIAが禁止という決断を下したかは明らかになっていない。
ウィリアムズチーフ・オペレーションズ・エンジニアを務めるマーク・ギランは「FIAは特定のタイムのシステムを禁止した」と The Flying Lap にコメント。このデバイスについてのウィリアムズの状況についてマーク・ギランは「しばらくの間、そのタイムのシステムを調査していた。マシンの空力プラットフォームに影響を与えるのは明らかだ。フロントの車高を低くできるものは、どんなものであっても空気力学的には有益だ」と述べた。ロータスは、昨年のアブダビ若手ドライバーテストで、ブレーキング中に車高を維持するリアクティブ・サスペンションを搭載。このシステムは、コーナーでの空力パフォーマンスと安定性を補助する。この動きに対して、フェラーリは独自のリアクティブ・ライドをFIAに問い合わせていた。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは「話をしていることは、ブレーキング時の安定性により関連したものだ」と Wrooom で述べていた。「システムについて、FIAとチームの間に何通かの文章がやりとりされている」「この種のデバイスが承認されるかどうか最終的な確認を待っている。そのようなデバイスがパフォーマンスに貢献するかどうか調査しているのは確かだ。だが、FIAがどのような判断をするか待つ必要がある」レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、システムの最終的な利益に確信を抱いてはいないとして、コピーを急いでいないことを明らかにしていた。「他のものと同じだ。それらがどのように働きを、どのようにマシンに組み込まれるかが重要だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「個々のコンポーネントとしてよりもパッケージとして機能しなければならない。興味深いコンセプトのようだが、私はそれについてコメントする立場ではない」車高調整システムが合法だと思うかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それについては詳しくない。(F1レースディレクター)のチャーリー・ホワイティングに聞いた方がいいだろう」と述べていた。ロータスのシステムは、ブレーキトルクに反応して直接サスペンションとリンクしており、ドライバーが関与しないためサスペンションの一部ということになり、合法だとみられていた。関連:・メルセデスAMG、ロータスのブレーキング車高調整システムをコピー - 2012年1月16日・フェラーリ、独自に車高調整システムを開発 - 2012年1月13日・FIA、ロータスの車高調整システムを合法と判断か - 2012年1月12日
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