今週話題となったブロウン・ディフューザー規制だが、少なくとも今後3レースで実施されることはなさそうだ。FIAは、トルコGP後に「スロットル・セッティングは、空力パフォーマンスではなく、エンジンのトルクの増大にのみ使用が許される」と事実上のブロウン・ディフューザーの禁止をチームに言い渡した。しかし、その後FIAとチーム側で対話が行われ、ひとまず今週末のスペインGPでは実施が見送られることが決定した。
しかし、テクニカル・ワーキング・グループの会議は6月中旬まで予定がなく、ブロウン・ディフューザー規制についての話し合いは、カナダGP後に行われることになる。会議は6月16日に行われる予定であり、チャーリー・ホワイティングとF1チームが出席するとされている。