フェラーリは、ジュネーブモーターショーでラ・フェラーリをワールドプレミアした。ラ・フェラーリは、わずか499台のみの生産となる特別限定モデル。フィオラーノ・サーキットでのラップタイムは、エンツォ・フェラーリより5秒速く、F12ベルリネッタより3秒以上速い1分20秒以下を記録。開発には、スクーデリア・フェラーリのドライバー、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの意見が反映されている。
パワーユニットには、6.3リッター V12エンジンにモーターを組み合わせたHY-KERSシステムを搭載。F1デュアルクラッチギアボックスを介して、最高出力963ps、最大トルク900Nm以上を発生させる。シャシーには、4種類以上のカーボンファイバーをラミネートし、オートクレーブを用いて製造するというF1カー譲りの生産手法が採られている。ブレーキはブレンボ製ブレーキ・システム、タイヤはピレリP Zeroを採用する。
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