スクーデリア・フェラーリは、今週末のF1日本GPに向けて、オーストラリアGPでの魔法のようなワンツーフィニッシュによって「元気づけられて」いるが、チーム代表のフレデリック・バスールは今週末にレッドブルを倒すためには「完璧」でなければならないと考えている。レッドブルは過去2シーズン、日本GPで圧倒的な強さを見せており、マックス・フェルスタッペンにはミハエル・シューマッハの鈴鹿3連覇に並ぶチャンスがある。
しかしフェラーリは、カルロス・サインツが盲腸の手術からわずか16日後に優勝を飾ったことで、自信に満ちあふれている。フェラーリは、SF24が日本でも機能すると確信しているが、再びレッドブルを倒すにはそれ以上のものが必要とると考えている。「オーストラリアでのワンツーフィニッシュを励みに、我々は日本に臨む」とバスールは語った。 「あの勝利の感情は、できるだけ早くもう一度それを経験するために我々をさらに努力させるだけだ」「鈴鹿サーキットはクルマとドライバーにとって特に厳しい試練を与えてくれるが、それが彼らに人気がある理由だ」「我々は競争力のあるパッケージを持っていると信じているが、ライバルに勝つためには完璧な仕事をする必要があることを知っている」フェラーリ、雨への備えは万全今週末の日本GPは、初めての春開催となる。フェラーリは、鈴鹿では常に考慮しなければならない雨を含め、あらゆる事態に備えて計画を立てている。「日本ではいつもそうだし、今年は特に、春先に鈴鹿でレースをするのは初めてだから、天候がその一翼を担う可能性はある。だが、ファクトリーではこの可能性に備えて準備しており、トップランナーになる決意をしている」 とバスールは付け加えた。