フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、F1の遅いマシンを再び非難。速さが足りないチームはF1参戦を認められるべきではないと主張した。カナダGPでは、フェルナンド・アロンソがヤルノ・トゥルーリとカルン・チャンドックに行く手を阻まれ、優勝のチャンスを逃すことになったこともあり、ルカ・ディ・モンテゼーモロは再び新規F1参戦チームへの不快感をあらわにした。
「GP2レベルのクルマにF1レースへの出走を認められるべきではない。彼らは日曜の午前中にレースをするべきだ」とルカ・ディ・モンテゼーモロは La Gazzetta dello Sport に不満をぶちまけた。「我々のクルマには優勝できるレースペースがあった。今後は、ボタンの押し間違いや周回遅れのクルマに邪魔されないことを願いたい。もうそんなことは十分だ」ルカ・ディ・モンテゼーモロは、F1はグリッドを埋めるために新たなチームを迎え入れるよりも、ビックチームのマシンを3台走らせるべきだと何度も発言している。