フェラーリは、F1第4戦スペインGPのフリー走行で、キミ・ライコネンが2度のセッションの両方でトップタイムを記録。フェリペ・マッサは2回目のセッションを4番手で終えた。フリー走行に登場したフェラーリ F2008には、先週のテストで登場した“穴あきノーズ”が装着された。マッサが、午前中のセッションでスピンするなどはあったが、2名のドライバーとも問題なく作業を完了。午前中では、フェラーリの2台のみ1分20秒台を記録するなど、力強いペースをみせた。
キミ・ライコネンフリー走行1回目 1番手 1分20秒649フリー走行2回目 1番手 1分21秒935「初日のテストには満足してる。僕たちはやるべき仕事をしたし、問題もなかった。これは最もポジティブなことだね。常に改善する箇所はあるけど、マシンのバランスはよかったし、両方のタイヤでのハンドリングも良かった。通常の金曜日のようにライバルに対して僕たちがどうかを判断するのは難しいね。かなりの接戦になると思うよ。新しいノーズ?良いものが得られなければ使わないよ!」フェリペ・マッサフリー走行1回目 2番手 1分33秒788フリー走行2回目 4番手 1分20秒699「今日は良い1日だったよ。見た感じ、僕たちは今週末競争力があると思うし、正しい方向を向いていると思うよ。トラックのコンディションは残り2日で改善されるだろう。今日は少し制限があって、ミスしやすかった。実際、僕は今朝スピンして、左リアタイヤにフラットスポットができてしまい、最初のセッションでは多くのラップを走ることができなかった。新しいタイヤセットを使う価値はなかったね。午後はより速いタイムを刻むことができた。でもソフトタイヤでの最初の計測ラップでトラフィックに捕まってしまった。今日は僕の誕生日なんだ。日曜日には自分自身に最高のプレゼントを贈りたいね。」