フェラーリは、自動車メーカーとしての75周年を祝い、スクーデリア・フェラーリをウィナーズサークルに戻す願いを込めた2022年F1マシン『F1-75』を発表した。フェラーリ F1-75は、ダークなレッドのカラーリングを身にまとい、フロントウイングとリアウイングはブラックに塗装され、マシンの下半身もブラックでまとめた精悍なルックスとなった。
新しいカラーリングは、フィリップモリスインターナショナルまたはミッション・ウィノウの欠如も強調されている。代わりにエンジンカバーとフロントタイヤのフローデフレクターには新しいスポンサーであるサンタンデールのロゴが入れられている。フェラーリ F1-75の全体的なコンセプトは、シャーシエンジニアのエンリコ・カーディルとファビオ・モンテッキの助けを借りてデビッド・サンチェスが監督し、アストンマーティンとマクラーレンの2022年F1マシンのデザインと比較してスリムなノーズと落ち着いたサイドポッドが特徴となってる。「我々は革新的なアプローチでこのプロジェクトの課題に取り組んできた」とドライバーのカルロス・サインツとシャルル・ルクレールととにプレゼンテーションに参加したフェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは語った。「まったく新しい技術規則の要件を抜きにしていも、我々はオープンマインドでこのエクセシズを行わなければならなかったと信じている」「それは我々のすべてのノウハウ、創造性、そして、何よりも我々のコミットメントを要求した。我々がルールの枠を超えた解釈をしており、私はこれを勇敢なフェラーリと呼ぶ」昨年、フェラーリは2020年の悲惨なキャンペーンから立ち直り、コンストラクターズチャンピオンシップで3位に終わり、1つのポールポジションと4つの表彰台を獲得した。F1でのフェラーリの最後の勝利は、2019年のF1シンガポールGPでのセバスチャン・ベッテルの勝利にまでさかのぼる。「我々は、期待が高く、近年、フェラーリの名前に期待される結果が得られていないことを承知している」とマッティア・ビノットは付け加えた。「我々は2019年に新しい方向に進んだ。途中で困難な瞬間があったとしても、それはより強力でより統一されたチームをもたらし、このマシンは我々のすべての努力の完璧な表現だ」「今こそ、競争に立ち向かう時だ。それが最高の挑戦であり、より夢中にさせるものだ。私は、F1-75がすべてのグランプリでコース上での戦いに挑むことを望んでいる。上の上を目指して、ライバルと激戦を繰り広げることを期待している」「我々は会社とパートナーに責任を負っているが、何よりも、ファンがフェラーリを再び誇りに思うことができるような方法でこのマシンでパフォーマンスできるようにしたいと思っている」
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