フェラーリF1は、2021年に完全に新しいF1エンジンを導入することを明らかにした。今シーズン、低迷を続けているフェラーリだが、最近のレースでは復調の兆しをみせている。ソチとニュルブルクリンクではマシンに小さなアップデートが加えられ、F1アイフェルGPではシャルル・ルクレールが予選4位、決勝7位と健闘。次戦F1ポルトガルGPでも新しいパーツが追加される。
「おそらく、アップグレードは小さいながらも決定的な違いを生んでいる」とシャルル・ルクレールは語った。特に今年のフェラーリF1のパッケージの最も弱い部分はパワーユニットであり、2021年にはさらなる進歩が期待されている。フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは「来年は完全に新しいエンジンを導入する。ベンチで何ヶ月も走り、良い反応を示している」とニュルブルクリンクで語った。「そして、新しい空力規制により、誰もが後部エリアでマシンを実質的に作り直すことを余儀なくされている」「来年にメルセデスとのギャップを埋めることは事実上不可能だが、現在よりもはるかに競争力があるが目標であることは確かだ」「今後2週間でパッケージを完成させるためのパーツがいくつかあり、すべてが2021年までの道のりの確認を見つけることを目的とした現在のプロジェクトの改良版だ」