F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、セバスチャン・ベッテルがベストな状態を取り戻せることがフェラーリの責任だと語る。4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは1年以上勝ち星から見放されている。その一方でチームメイトのシャルル・ルクレールは夏休み後に2連勝を果たし、ドライバーズ選手権でベッテルを抜いて4位に浮上した。
「ベッテルがこのスポーツ屈指の偉大なドライバーであることは間違いない。だが、この困難な時に、彼が現在欠いているように見受けられる自信を取り戻すためには、どうしてもチームのサポートが必要だ」とロス・ブラウンはコメント。「マシンの開発をプッシュするのと同じように、今後数週間でそれはマッティオ・ビノットのプライオリティとなろう。簡単なことではないが、2020年のことを考えるなら、それは決して欠かせないことだ」 「レースで起きたことは彼1人の責任だ・・・ドライバーが誰であれ、チームがどんなに良い状況であろうと、一番のライバルが常に自分のチームメイトなのは避けられない事実だ」 「セバスチャンはレッドブル最後の年となった2014年と同じような気分を味わっているのかもしれない。驚異的なペースを出す若手のダニエル・リカルドが同じチームにやってきた時だ」
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