F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、フェラーリは“チャンピオンシップ候補になるポテンシャルがあることを証明する”ために勝利を収める必要があると考えている。2019年シーズンも12戦を終えたが、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールは勝利を挙げることができていない。ベッテルはカナダでのタイムペナルティ、ルクレールはバーレーンでのエンジントラブルでそのチャンスを逃している。
先週末のF1ハンガリーGPでは、優勝争いに絡むことができず、セバスチャン・ベッテルが3位、シャルル・ルクレールが4位でフィニッシュ。レースウィナーであるメルセデスのルイス・ハミルトンから約1分遅れでチェッカーを受けた。しかし、フェラーリは夏休み後のシーズン後半の挽回を誓っており、ロス・ブラウンはフェラーリは悪習を断ち切る必要があると語る。「レースがうまくいかないときにフェラーリにプレッシャーがかかることをよく知っているし、おそらく夏休みはちょうどいいタイミングで来たかもしれない」とロス・ブラウンはF1ハンガリーGP後のコラムで述べた。「一息ついて、バッテリーを充電することに害はないだろう」「その後、レースが再開されれば、スパとモンツァの空力条件はフェラーリの空力効率を考えれば、ベッテルとルクレールは再び戦いに戻ることができるかもしれない」「フェラーリは強く勝利を必要としている。チャンピオンシップへの願望だけでなく、士気を高めるためにもね。チャンピオンシップ候補になれるポテンシャルがあることを証明すること、それが常に課せられてきた義務だ」
全文を読む