フェラーリは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、シャルル・ルクレールが8位、セバスチャン・ベッテルが15位でレースを終えた。マッティア・ビノット(チーム代表) 「昨日の予選に比べれば間違いなく難しいレースだった。今日もタイヤの摩耗がペースに妥協を強い、パフォーマンスを制限した。特定の環境でのレースではギャップを縮めるためにまだやるべきことが多くあることを明白に示している」
「シャルルは強力なレースを戦い、今回もホイール・トゥ・ホイールの状況でその強さを発揮した。レースでセブが見せた素晴らしいショーがフェルスタッペンに追突してしまったミスで台無しになったことは残念に思う。セーフティカーがシャルルのレースをさらに難しくした。最初にストップするのはシャルルをライバルの後ろに置くことになるので選択肢になかった。そのため、我々にはフェルスタッペンがピットに入ってきたときに反応するしかなかった。最終的にはコース上でまたレッドブルを攻撃しなければならなかったが、見事にそれに成功して表彰台を獲得した」シャルル・ルクレール(3位)「今日はいい1日だった。僕のこれまでのF1キャリアで一番楽しいレースだった。コックピットの中にいてもマックスとのバトルは本当に楽しかったし、家やサーキットで観てくれた人にとってもいいショーだったと思う。ある意味、オーストリアでの出来事によってレースでどこまでアグレッシブになればいいか分かったし、躊躇はしなかった。ピエール(ガスリー)とも良いバトルがあった。彼はストレートでとても速かったので、彼をオーバーテイクするためには大胆にならなければならなかった。技術的な面では、僕たちはレースペースやタイヤ管理をもっと改善しなければならない。今日はそこ少し苦しんだからね」セバスチャン・ベッテル(15位)「マックスとのインシデントに関しては僕のミスだし、後から彼と話をして謝罪した。インサイドにギャップがあると思ったけど、実際にはなかったし、一瞬彼が中央に寄るように見えたけど、彼は左側に留まった。でも、その時にはもう遅すぎたし、あまりに接近しすぎていてクラッシュを避けることができなかった。フェラーリとレッドブルは過去数戦で非常に拮抗していたし、いずれにしろマックスを倒すのは難しかったと思う。それを除けば、僕たちのペースは本当に良かったし、最初の数周はうまくいっていた。セーフティカーの恩恵を受けて3台の前にっでることができた。今日勝てたとは思わないけど、ポイントすら獲得できなかったので満足していない」