フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、ハースとの提携は、技術的なパートナーシップにすぎないと述べている。ハースは、フェラーリの風洞の利用や最新仕様のエンジン以外にも、リスト化されていないあらゆるパーツを購入する。このパートナーシップの特性により、ハースは事実上フェラーリのBチームだという見方が出ているが、セルジオ・マルキオンネはその見解を支持していない。
「ハースは、我々が技術的なサービスプロバイダーとして新チームがスタートするのを助けるために働くという特定の合意の結果だった」とセルジオ・マルキオンネはコメント。「私は、我々がハースに技術的なサポートを提供できることを嬉しく思っている」「我々は提携はしているが、彼らをレースをするため、存続するために必要なことは何でもする独立したレーシングチームとみなす必要がある」「それ以上、深読みするべきではない」ハースは、2016年にロマン・グロージャンのチームメイトとして、フェラーリと繋がりがあり、ハース加入が将来フェラーリのシート獲得に役立つとほのめかしているエステバン・グティエレスを起用する。しかし、セルジオ・マルキオンネは、チーム間でドライバーの移籍について議論するの時期尚早だと主張する。「グローッジャンに関しては、人間として彼を気に入っている。彼がレースをするのを見ていたが、まったく彼のことは知らなかった」「他チームとパイロットの充当を議論することはかなり時期尚早であり、不適当なことだ」「我々はセバスチャン(ベッテル)とキミ(ライコネン)の選択に満足している」「現行ラインナップを継続するかどうかを含め、シーズン末に来年どうしていくかを検討するつもりだ」「議論する必要がある。我々はそれを始めてさえいない、我々は2016年に満足している」
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