フェラーリのチーム代表マルコ・マティアッチは、ロス・ブラウンの復帰を望んでいることを明かした。昨年、メルセデスのチーム代表を退いているロス・ブラウンは、過去に大きな成功を収めたミハエル・シューマッハ時代のフェラーリをテクニカルディレクターとして支えていた。ステファノ・ドメニカリの退任を受けてフェラーリのチーム代表に就任したマルコ・マティアッチは、最近ロス・ブラウンと“複数回”の話し合いを持ったことを CNN に明かしている。
「誰もがロスの獲得を希望し、ロスのフェラーリ復帰を見たがっている。彼はF1で最も尊敬される人物の一人であり、最高の知識と経歴を有している。誰もがロスのような人物に満足することだろう」 以前、ロス・ブラウンがマラネロを訪問したことがあったが、仕事とは無関係のものだと両者が一蹴していた。今になってマルコ・マティアッチは、その際にロス・ブラウンと数分間の会話を交わしたことは“とても良かった”と振り返っている。 2015年にロス・ブラウンを陣営に加えることのできる可能性を10段階で示すよう求められたマルコ・マティアッチは「私はそのようなゲームは好きではない」と主張。 「いずれ獲得するものではなく、今は手にしているもので仕事をしなければならないと考えている。ジェームズ(アリソン)がテクニカルディレクターであり、そこからスタートしたい」「あなたの応えるなら“2”だ。おそらくロスは今の自分に満足していると思う」
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