フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェラーリがF1撤退を示唆しているとの報道を否定した。先週、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリが2020年までにル・マンへの挑戦を始めれば、それはF1に代わる活動になるだろうと Wall Street Journal に述べていた。以前から新しいF1を批判しているルカ・ディ・モンテゼモーロは、バーニー・エクレストンに手紙を書き、主要株主を招集してF1の将来についての会談を要求したと報じられていた。
だが、18日(水)にF1委員会の会議が開かれ、その後でフェラーリの批判的なスタンスについて長時間の議論がされたという。その2日後、ルカ・ディ・モンテゼモーロのトーンに変化が見られた。「エクレストンに手紙? ミーティングを設定するのに手紙など書く必要はない」とルカ・ディ・モンテゼーモロは述べた。「私はフェラーリが撤退するなどと言ったことはない。だが、我々のシステムについて省みるべきときが来たとは考えている。フェラーリには、チーム、ファン、メディアとスポンサーのために改善を図る義務がある」「それに64年間もF1を戦ってきたフェラーリには、将来について考える権利があるはずだ」「F1は桁外れのスポーツだ。だが、より良いものにするためには何かやらなければならない」
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