フェラーリは、KERSの開発がいまだ遅れていることを認めた。先月、フェラーリのエンジン開発部門の責任者であるジル・ジモンが、既にKERSの開発に“苦戦”していることを認めている。そのため、フェラーリは2009年、KERSなしのマシンでデビューするのではないかという憶測を呼んでいる。フェラーリのテクニカルディレクターを務めるアルド・コスタは、他のチームに比べてKERSで後れをとっていることを認めた。
「我々が後れをとっていることは否定できない。我々のシステムはテスト段階にあるということだけ言っておきたい。今は、短期間で多くのことに取り組まなければならない」フェラーリは、KERSデビューの目標を1月中旬の合同テストに置いている。「そこを逃すわけにはいかない。チャンピオンシップを争いをしている間はF2008に多くの労力を注いでいる。今は来シーズンにも焦点をあてなければならない。」関連:KERS
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