フェラーリは、F1バーレーンGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが8位、フェリペ・マッサが15位だった。好調に見えたフェラーリに不運が襲った。フェルナンド・アロンソは、レース序盤にDRSが壊れて開いたままになるというトラブルが発生。1回目のピットストップでは直らず、すぐに再びピットイン。だが、問題は解決せず、DRSなしでレースを戦うことを余議なくされ、8位でレースを終えた。
一方、フェリペ・マッサは、タイヤが剥離するというトラブルが2度発生。ポイントを獲得することはできなかった。フェルナンド・アロンソ (8位)「今日僕たちにあまり運がなかったのは確かだし、今日の午後までは、僕とフェリペにとって本当にポジティブな週末の結末としては本当に残念だ。フリープラクティスと予選では競争力があったし、二人とも良いレースができると思っていた。序盤のラップを終えて、リアタイヤが終わってしまったと思ったときに、ピットウォールからDRSが動かなくなっていると伝えられた。1回目のストップできとんと直すことができなかったので、もう一回入らなければならなかった。そこからは、ピットウォールからDRSを使うわないようにとはっきりとした指示があり、それがレースに影響を及ぼした。リカバーしようとしたけど、DRSなしでオーバーテイクする場所を見つけるのは本当に難しかった。後方でグループの真ん中にいるときにタイヤを管理するのはさらに難しい。僕とフェリペにトラブルがなければ、もっと上位でフィニッシュできたと思う。クルマの反応はとても良かったし、間違いなく過去4年間の僕たちのベストだった。でも、良いレースには、ちょっとした運を含めた、多くの要因が関係している。すぐに帳尻が合ってくれることを願っている。僕のホームレースであるバルセロナで始まってほしいね。バルセロナは、良い予選をすることがさらに重要になる。オーバーテイクが簡単なトラックではないし、1列目からスタートすることが重要だ」フェリペ・マッサ (15位)「今回のレースは本当に糞だったし、このスポーツでは多くのことが起こり得るとしても、それらの多くがネガティブでなければならない理由を見つけることができない。スタートでは、スーティルとの接触によって順位を失ってしまったし、そのあとタイヤを交換するためにピットに戻ったことでさらに多くの時間を失ってしまった。スタートではちょっとアンダーステアに苦しんだけど、タイヤに何が起こってそうなったかをチェックする必要があるし、それが問題の原因だったとは思わない。最初の事例はおそらく右リアのデラミネーションだし、2つ目はパンクによるものかもしれない。これから何が起こっていたのか正確に理解して、すぐに次のレースに目を向けていかなければならない」関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目