フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2011年に実施される15日間のプレシーズンテストのうち数日が雨になってくれることを望んでいると述べた。2011年からブリヂストンに代わりピレリがF1にタイヤを供給するが、晴天でテストが完了した場合、F1チームはピレリのウェットタイヤをテストすることなく3月にバーレーンに向かうことになる。
「雨が降らなければ、それらを試す方法はない」とステファノ・ドメニカリはWrooomでコメント。「トラックでの初ウェットセッションは面白くなるだろうね」とステファノ・ドメニカリは笑いながら述べた。またステファノ・ドメニカリは、F1への関心が政治的な面に集まることになるだろうと述べた。2012年末で現在のコンコルド協定は期限切れとなるが、すでに離脱シリーズの話が話題になっている。「現状ではかなり静かだ」とステファノ・ドメニカリは Auto Motor und Sport にコメント。「シーズン中盤にはそれが変わってくると思う」「FIA、チーム、商業権保有者は、一緒に前進する方法を見つけなければならない」また、レッドブルが2010年のコスト協定を破ったとニュースになっているが、ステファノ・ドメニカリは、それによってチャンピオンシップタイトルが剥奪されることはないと述べた。「それは(RRA)は、チーム間でのものだ。FIAは関係ない」「なので、違反が結果に影響を与えることはないだろう。チームがあまりに多くを費やした場合、翌年はコストをより抑えなければならないことが合意されている」