今週末の2017年 第14戦 F1シンガポールGPを迎えるにあたり、前戦F1イタリアGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。高速のモンツァでは、競争力を発揮できないと判断したマクラーレン・ホンダとレッドブルが、より見込みのある次戦シンガポールにむけて新品コンポーネントを投入する作戦に出た。
マクラーレン・ホンダは、金曜フリー走行1回目に“スペック3.7”を投入し、全コンポーネントを最近のものにに交換。セッション終了後に全てを旧スペックのものに戻した。この変更でアロンソは、ICEとMGU-Kが7基目、ターボチャージャーとMGU-が9基目、エネルギーストアが6基目、コントロールエレクトロニクスが5基目に達し、35グリッド降格ペナルティを受けた。チームメイトのストフェル・バンドーンは、予選Q3でMGU-Kにトラブルが発生。時間内に交換は難しいと判断したため、スペック3.7の投入を決断。ICE(7基目)、ターボチャージャー(10基目)、MGU-H(10基目)、MGU-K(7基目)を投入し、25グリッド降格ペナルティを受けた。レッドブルは、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンに新たなICE、ターボチャージャー、MGU-Hを投入。2人ともエンジンは5基目、リカルドはターボチャージャーが5基目、MGU-Hは6基目を投入して25グリッド降格。フェルスタッペンはターボチャージャー、MGU-Hともに5基目となり20グリッド降格を受けた。他に年間の使用制限を超えたのは、トロ・ロッソのカルロス・サインツがMGU-Hを5基目、ルノーのジョリオン・パーマーがターボチャジャーとMGU-Hが5基目を投入して降格ペナルティを受けた。チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスルイス・ハミルトン444322バルテリ・ボッタス444322レッドブルダニエル・リカルド556333マックス・フェルスタッペン555233フェラーリセバスチャン・ベッテル343333キミ・ライコネン343333フォース・インディアセルジオ・ペレス333222エステバン・オコン333232ウィリアムズフェリペ・マッサ333222ランス・ストロール333222マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ799765ストフェル・バンドーン71010766トロ・ロッソダニール・クビアト555244カルロス・サインツ335323ハースロマン・グロージャン444333ケビン・マグヌッセン443333ルノーニコ・ヒュルケンベルグ345333ジョリオン・パーマー455233ザウバーマーカス・エリクソン444333パスカル・ウェーレイン444333ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス関連:【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)
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