レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1は岐路に立たされていると考えており、テクノロジーに関してフォーミュラEとは反対の方向に進むべきだと考えている。大手自動車メーカーはフォーミュラEへの進出を進めており、ここ数週間でポルシェとメルセデスが2019年にフォーミュラEに参戦することを発表。モータースポーツの頂点として、F1は2020年以降に適切なエンジンを選択する必要に迫られている。
現在、行われている議論では、F1はハイブリッドのコンポーネントを削減して簡略化したV6ツインターボパワーユニットへと進んでいるようだが、クリスチャン・ホーナーはその選択が正しいとは確信していない。フォーミュラEは、自動車メーカーに電気自動車を開発する場を提供しているが、F1は将来のエンジンテクノロジーを追いかけるのをやめて、ドライバーとチームを重視したフォーミュラに戻るべきだとクリスチャン・ホーナーは考えており、F1が“純粋なレース”とドライバーが差が生むことができるという理由から、自然吸気エンジンへ回帰することを望んでいる。「悪い妥協で終わらないことを願っている」とクリスチャン・ホーナーは Auto Motor und Sport にコメント。「自動車メーカーはすでにフォーミュラEへと進んでいる。ポルシェ、メルセデス、ルノー、アウディ、ジャガー。これまでのF1以上だ」「現在、フォーミュラEのコストは、F1エントリーのわずか5%だ。大手自動車メーカーがフォーミュラEに移行し、フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンのようなスポーツカーメーカーがF1にいるkとおが想像できる。それが彼らの居場所だ」「F1は岐路に立たされていると思う」「政治を信じれば、我々全員が2030年には電気自動車を運転しているだろう。なので、F1は対抗馬でなければならない。純粋なレース、人、マシン、燃料エンジンによる世界最高のドライバーの競争というね」クリスチャン・ホーナーは、中途半端な決定や悪い妥協を避けるために、F1のスポーティングマネージャーであるロス・ブラウンが“正しい決断を下すために必要な勇気”を持っており、最終的な決断を下してくれると信じている。ロス・ブラウンは、F1が市販車産業と関連すべきかどうかを再評価する必要があると述べており、クリスチャン・ホーナーはF1が現在とは異なる道を進んでいく必要があると同意する。「新オーナーは、もっと良いプロダクトを通して、チームに価値を与えたいと考えている。現時点で、F1は経済的な点では誰にも意味をなさない。したがって、我々はこのモデルを修正していく必要がある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「素晴らしいショーは我々がホイール・トゥ・ホイールのレースを必要としており、ドライバーがヒーローになるかにかかっているとリバティと人々と話をした。ロス・ブラウンは利害の衝突に直面している。彼は正しい決定を下す勇気が必要だ」クリスチャン・ホーナーは、アストンマーティンのスポーツカープロジェクトのために実施した“多くの市場調査”により、圧倒的多数がハイブリッドではなく、V10やV12を望んでいることが示されたと述べた。「ファンフォーラムのひとつで独自のアンケートを実施し、我々はV10に戻りたいと言うと、全員が喝采を送っていた」「我々がそうすることはないと思う。我々はツインターボのV6に満足しなければならないだろう。だが、サウンドが鍵をに握る」「現在のエンジンへのあらゆる批判のなかで、ファンにとって最も重要なのはサウンドだ」
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