F1 第15戦 シンガポールGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。
シンガポールGPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が新しいエンジンの封を切った。マックス・フェルスタッペンは、4基目の内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kでナイトレースの週末に臨んだ。一方、マシントラブルによって予選を最後尾の22番手で終えたセバスチャン・ベッテルは、実質的に代償を払うことなく内燃機関、ターボチャージャー、MGU-Hを6基目にした。また、フォース・インディア勢とマノーのパスカル・ウェーレインはバッテリーとコントロールエレクトロニクスを3基目に交換。コントロールエレクトロニクスについてはトロ・ロッソ勢とザウバー勢も4基目に交換している。チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスルイス・ハミルトン688644ニコ・ロズベルグ444433フェラーリセバスチャン・ベッテル666444キミ・ライコネン455544ウィリアムズフェリペ・マッサ333333バルテリ・ボッタス333322レッドブルダニエル・リカルド444433マックス・フェルスタッペン444435フォース・インディアニコ・ヒュルケンベルグ333333セルジオ・ペレス333333ルノーケビン・マグヌッセン444434ジョリオン・パーマー444434トロ・ロッソダニール・クビアト444334カルロス・サインツ444334ザウバーマーカス・エリクソン564334フェリペ・ナッセ544334マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ777766ジェンソン・バトン555555マノーパスカル・ウェーレイン333333リオ・ハリアント333333ハースロマン・グロージャン454433エステバン・グティエレス454333ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス関連:F1:エンジンペナルティ規定の“抜け穴”は塞ぐ … ストックが不可能に